こんにちは、たなかさんちです!
- 3歳の猫2匹と暮らしています
- 猫飼育歴3年半
- 試行錯誤しながら猫さん達とのハッピーライフを目指して奮闘中!

こんなお悩みはありませんか?
大切な愛猫が水を飲まないと心配になりますよね。
水を飲まないことで、猫の健康に悪影響が出てしまうのではないかと不安を感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
でも安心ください!
この悩みには、すぐ実践できる解決策があります。
猫が水を飲まない理由を理解し、
適切な対処法を取ることで
愛猫が再び水をしっかり飲むようになる可能性が高まります。
この記事では、猫が水を飲まない原因を詳しく解説し、具体的な対処法を7つご紹介します。
これからご紹介する方法をぜひ試して、愛猫の健康を守りましょう。
猫が水を飲まない理由とは?
猫が水を飲まない理由はさまざまです。
まず、猫の本来の習性が影響している場合があります。
猫は元々砂漠地帯に生息していた動物で、
体が少量の水分で生きていけるように進化しました。
そのため、あまり水を飲まなくても平気と感じることがあります。
しかし、現代の生活環境では、水をしっかり飲んでもらうことが健康維持のために重要です。
猫が1日に必要とする飲み水の量は、
体重1kgあたり約40~60mlが目安です。
たとえば、体重4kgの猫なら160~240ml程度の水を必要とします。
この量は、食事の種類や気温、活動量によっても変わるので、
猫の様子を見ながら水分補給をサポートしてあげることが大切です。
猫が水を飲まない時のよくある原因
猫が水を飲まない時の主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
①水の温度や味が合わない
猫は非常に敏感な動物です。
水が冷たすぎたり、ぬるすぎたりすると、
飲みたがらないことがあります。
また、水に異常な味やにおいがついている場合も、猫は避けがちです。
②水入れが不衛生
猫は清潔な環境を好むため、
水入れが汚れていると水を飲むのを嫌がります。
毎日水を取り替え、水入れも清掃することが重要です。
③ストレス
猫は環境の変化に敏感です。
引っ越しや家族構成の変化、
新しいペットの登場などが原因でストレスを感じ、
水を飲まなくなることがあります。
④病気
口内炎、腎臓病、糖尿病などの病気は、
水を飲むことが難しくなる原因となります。
もしこれらの原因が疑われる場合は、早めに獣医に相談することが大切です。
これらの原因を理解し、適切に対処することで、
猫が再び水を飲むようになる可能性が高まります。
猫が水を飲まない時に考えられる健康リスク
猫が十分な水を飲まない場合、
いくつかの健康リスクが考えられます。
脱水
まず、水分不足が続くと、脱水症状を引き起こす可能性があります。
脱水症状は、体の水分バランスが崩れ、
様々な健康問題を引き起こします。
猫の脱水の調べ方は、
猫の首の後ろや背中の皮膚をつまんで軽く引っ張り、すぐに元に戻るか確認します。
戻るのに時間がかかる場合、脱水の可能性があります。
また猫の歯茎を軽く押して、色の戻り具合を確認します。
健康な猫の歯茎はピンク色で、押した後にすぐに元の色に戻ります。
色の戻りが遅い場合、脱水の兆候かもしれません。
- 歯茎が乾く
- 反応が鈍くなる
- 目や口の粘膜がネバネバする、乾く
- おしっこの色が濃く、においが強い
- 毛並みがパサパサしている
なども脱水の症状です。
異常が感じられた場合は、早めに獣医に相談することをおすすめします。
尿路結石・尿路感染症
また、尿路結石や尿路感染症も水分不足によって起こりやすくなります。
猫は尿が濃縮されることで結石ができやすくなるため、
水分補給が十分でないとリスクが高まります。
このような病気になると、
トイレの回数が減ったり、痛がったりするため、
日常生活にも支障をきたすことがあります。
腎臓病
さらに、腎臓病も水を飲まないことが原因で悪化することがあります。
腎臓病は猫にとって深刻な病気であり、
慢性的な脱水が続くと腎臓に負担がかかり、
病気が進行しやすくなります。
これらの健康リスクを避けるためには、
猫が定期的に十分な水を飲むことが非常に重要です。
猫が水を飲まないことに気づいたら、
早めに対策を講じることが大切です。
猫が水を飲まない時の対処法7選
ここからは、猫が水を飲まない時に試していただきたい対処法を7つ紹介します。
これらの方法は、簡単に実践でき、
猫が自然と水を飲むようになることを目指しています。
猫が好む水の温度を見つけよう
猫が水を飲まない原因の一つとして、
水の温度が猫にとって不快である場合があります。
猫は自分の好みに合った温度でないと水を飲まないことがあります。
基本的には室温の少しぬるめの水が好きな猫さんが多いようです。
それで飲まないようであれば、
冷たい水は夏場など、猫が暑さを感じている時には少し冷たい水を好む子も多いそうです。
また、冬場や寒い日には、温かい水を好む猫さんも多いようです。
猫ごとに好みもあると思うので、いろいろ試してみるとよく飲む水の温度がわかるかもしれません。
好みに合う水を探してみる
うちの子は水道水で今のところ問題なく水を飲んでくれるんですが、
ウォーターサーバーの水が好きとか蛇口からそのまま飲むのが好き、という猫さんもいるみたいです。
ウォーターサーバーやミネラルウォーターの水は硬水だとカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多く含まれていて、
猫にとっては、尿路結石や腎臓病のリスクを高める原因になる可能性があります。
軟水のものをあげるようにしましょう。
たなかさんちではお水を軟水化してくれるこちらのアイテムを水入れに入れています!
これを入れていた方がよく飲んでくれる感じもあるので、猫たちが健康でいてくれるならいいかなと思ってます(^^)
(あと猫型で可愛い。笑)
猫が好きな水の入れ物を使おう
猫が水を飲まない場合、水を入れる器に原因があるかもしれません。
猫は非常に敏感で、器の形状や素材、
さらには深さなどに対しても好みがあります。
そこで、猫が好む水の入れ物を見つけることが重要です。
まず、浅くて広い器を試してみてください。
猫はひげが当たるのを嫌がります。
深い器よりも浅い器の方が、
猫は顔を器に入れなくても水が飲めるため、
安心して水を飲むことができます。
また、陶器やステンレスの器は、
プラスチック製の器よりも清潔で、においがつきにくいのでおすすめです。
たなかさんちには4箇所水入れを置いてるんですが、陶器のものが好きみたいです(^^)
うちは猫なんですが、猫用のウォーターボウルよりも飼ってた犬用に買ったこちらのウォーターボウルの方が好きみたいでよく飲んでいます。笑
こちらの水の味をまろやかにしてくれる水入れもよく飲みます!
うちの2匹はそれぞれ好みの水入れが違います。
猫さんの身長によっても好みの飲みやすい水入れは違うようです。
もし猫が水を飲まない場合は、複数の種類の器を用意して、
猫がどれを好むか観察してみると良いでしょう。
また、水飲み用の自動給水器も試してみてください。
流れる水に興味を示し、飲むようになる猫も多いです。
うちの子たちも2匹とも自動給餌器のお水は大好きです。
たなかさんちの自動給水器はこれ!
掃除しやすくて静かなのでおすすめです。
短足マンチカンのきーちゃんも問題なくごくごく飲んでくれてます(^^)
これらの工夫をすることで、
猫が水を飲む頻度が増える可能性が高まります。
うちのるちゃんが顔がぺったんこで水も飲みづらいようで、給水器についてもいろいろ試しました!
たなかさんちでいろいろ試した猫の給水器についてはこちらの記事に。
水を飲む場所を工夫してみよう
猫が水を飲まない理由として、
水を飲む場所が適していない可能性も考えられます。
猫は環境に敏感であり、
落ち着ける場所でないと水を飲むことを避けることがあります。
そのため、猫が安心して水を飲める場所を見つけることが重要です。
静かで人の動きが少ない場所
猫は騒がしい場所や、
他の動物や人間の視線が気になる場所では、落ち着いて水を飲めません。
猫の食事場所から少し離れた場所に水を置くのも効果的です。
意外だったんですが、
自然界では猫は水源が食べ物から離れていることが多いため、
その習性を利用して、別の場所に水を設置することで飲む頻度が上がることがあるようです。
複数の場所に水を置くこと
家の中のさまざまな場所に水を置くことで、
猫が気に入る場所を見つけやすくなります。
わざわざ飲みに行くよりも通りがかりにあると、
「あ、水飲みあるから水飲んどくか」ってなるらしいです。笑
特に多頭飼いのおうちは水入れを共有するのを嫌がる場合が多いようなので、
頭数×2個くらいは少なくとも用意してあげるのがいいと言われています。
リビングルーム、寝室、さらには猫が日向ぼっこする窓際など、
猫がリラックスできる場所に水を置くことで、
自然と水を飲む機会が増えます。
トイレの近くは避ける
水入れがトイレに近いとニオイが気になって飲まないこともあるので、
トイレと水飲み場は離しましょう。
これらの方法を試しながら猫が快適に水を飲める場所を見つけることが、
猫の水分補給を促進するポイントです。
ウェットフードで水分補給を助ける
猫が水を飲まない場合、
ウェットフードを使って水分補給を助けるのも有効な手段です。
ウェットフードの良いところは、水分含有量が70~80%もあることです。
例えば、ドライフードの水分含有量が10%以下であるのに対して、
ウェットフードは猫に必要な水分を自然に摂取させることができます。
水分補給用のものもあります。
ちゅーるにも水分補給用があります!
さらにウェットフードに少量の水やぬるま湯を混ぜると、
猫が自然に水分を摂取するようになります。
またフードの中に少量のささみの茹で汁や鰹だしを加えることで、
猫が喜んで食べるだけでなく、水分補給にもつながります。
この方法は、猫が特に水を飲みたがらない時期や体調が悪い時に効果的です。
氷で水に興味を持たせる
猫が水を飲まない時、氷を使って水に興味を持たせる方法があります。
猫は好奇心が強いため、動くものや変わったものに惹かれる習性があります。
氷を水に入れると氷が溶ける過程で水温が下がり、
冷たくて新鮮な水になるだけでなく、
氷が動くことで猫の好奇心を刺激し、水を飲むきっかけを作ります。
水に少量の味をつけてみる
猫が水を飲まない場合、
水に少し味をつけることで、興味を引き、飲むようになることがあります。
猫は敏感な味覚を持っており、
ちょっとした変化で水を飲む意欲が高まることがあります。
まず、ささみの茹で汁や鰹のだしを水に少量加える方法が効果的です。
出汁は猫にとって魅力的な香りと味があり、
これを少量加えることで、猫が自ら水を飲むようになる可能性があります。
ただし、塩分や添加物が含まれていない安全な出汁を使用することが大切です。
次に、少量の猫用ミルクを水に混ぜる方法もあります。
猫用ミルクは通常の牛乳とは異なり、
猫の消化に適した成分で作られているため、
猫にとって安心して飲める飲み物です。
ミルクの香りがする水を提供することで、
猫が喜んで飲むことが期待できます。

猫が水を飲まない時に獣医に相談するタイミング
猫が水を飲まない場合、
対策を講じても改善が見られない場合や、他の症状が現れた場合には、
獣医に相談することを強くおすすめします。
水分不足は猫の健康に大きな影響を与えるため、
早めに対応することが重要です。
まず、水を飲まない状態が2日以上続く場合は、
早急に獣医に相談するべきです。
特に、脱水症状が疑われる場合や、
食欲不振、元気がないといった症状が見られる場合は、
すぐに診察を受けることが必要です。
これらの症状は、内臓の病気や感染症など、
深刻な健康問題が隠れている可能性があるため、放置してはいけません。
また頻繁にトイレに行っても尿が出ない、
もしくは血尿が見られる場合も、
早急な対応が求められます。
これらは尿路結石や尿路感染症の兆候であり、
放置すると命に関わることもあります。
さらに、口内炎や歯周病が原因で水を飲まない場合もあります。
口の中に痛みや炎症があると、猫は水を飲むのを避ける傾向があります。
このように、猫が水を飲まない時に異常が続く場合や、
他の症状が現れた場合には、
早めに獣医に相談することが猫の健康を守るために大切です。
とはいえ、猫さんが1日にどれくらいお水を飲んでいるかってなかなかわからないですよね。
首輪をするだけで食事やお水を飲む回数や、
トイレの下に敷くだけでうんちやおしっこの量や体重がわかるCatlogがあると変化があった時にわかりやすいです!
↓↓↓
たなかさんちもCatlogのおかげでるーちゃんの体重が減っていることに早めに気づけました。
なかなか1日中家にいて猫の様子を見ることはできないから、
猫の体調管理のためにこういった数値で記録してくれるアイテムを使うのは病気や異変にいち早く気づくためにかなり役立ってくれるはずです(^^)
まとめ:猫が水を飲まない時の対処法を実践しよう
猫が水を飲まないことは健康に大きな影響を与える可能性があるため、早めに対処することが重要です。
この記事で紹介した7つの対処法は、
いずれも簡単に実践でき、猫の水分摂取を促すための有効な方法です。
- 猫が好む水の温度を見つける
- 猫が好きな水を探してみる
- 好きな水の入れ物を使う
- 水を飲む場所を工夫する
- ウェットフードで水分補給を助ける
- 氷で水に興味を持たせる
- 水に少量の味をつけてみる
これらの対処法を実践しても改善が見られない場合や、
他の症状が現れた場合には、
早めに獣医に相談することを忘れないでください。
猫が健康で幸せに過ごせるよう、
日常的に水分補給の様子を観察し、
必要に応じて適切な対策をしていきましょう!