こんにちは、たなかさんちです!
- 3歳の猫2匹と暮らしています
- 猫飼育歴3年半
- 試行錯誤しながら猫さん達とのハッピーライフを目指して奮闘中!
と不安を感じたことはありませんか?
災害時、私たち人間だけでなく、ペットの安全も確保することが非常に重要です。
しかし、猫用の防災グッズを用意することをなんとなく後回しにしてしまいがち。
でも最近地震も多いし!
人はなんとかなったとしても猫ちゃんの安全だけは死守したい!!!
この記事では、猫用の防災グッズリストを詳しく紹介し、
あなたが今すぐできる準備をお手伝いします。
必要なグッズをすべて揃えることで、
いざという時にあなたと愛猫が安全に避難できるようにしましょう!
これから紹介するリストを参考に、早めに準備を整えましょう(^^)
猫との災害対策が大切な理由
猫との災害対策が大切な理由は、
猫も私たちと同じように家族の一員であり、災害時に守るべき存在だからです。
災害が発生すると、私たち人間だけでなく、猫も大きなストレスを感じます。
猫は環境の変化に敏感で、災害時には通常の生活リズムが崩れるため、パニックに陥る可能性があります。
地震や台風などの災害時には、大きな音や揺れが発生し、
猫が驚いて隠れてしまったり、逃げ出してしまうことが考えられます。
また、避難所や一時的な居住場所では、
猫が普段と異なる環境で過ごすことになり
これがさらなるストレスを引き起こします。
2011年の東日本大震災では、
多くの家庭で猫が災害後に見つからなくなったケースが報告されています。
避難所に連れて行かれた猫も、
環境の変化に適応できず、食欲不振や体調不良を訴えることが多かったそうです…。
このような状況を避けるためにも、
日頃から猫のための災害対策を行うことが不可欠です。
猫と一緒に安全に避難するための心構え
地震が起こった際、飼い主が落ち着いて猫をケージに入れることができれば、その後の避難がスムーズに行えます。
災害時に猫さんがびっくりして押入れの奥に隠れて出てきてくれなくて避難できなかった、というような報告もかなりあるようです。
(うちの子はびっくりすると冷蔵庫の裏に隠れがち。笑)
避難先でも、慣れない環境に置かれることで猫がパニックに陥りやすいため、
普段からケージに慣れさせておくことも重要です。
普段から慣れさせておいたり想定をしておくことで、
いざという時にも冷静に対応でき、愛猫を安全に避難させることが可能です。
猫のための安心できる避難計画をしっかり立てておきましょう!
猫用防災グッズの重要性
災害時には食料や水が手に入りにくくなることが考えられます。
人用のご飯の支給はあっても、なかなか猫用のものは難しいはず…。
特に猫の健康にとっては、適切な食事や水分補給が大切なのでしっかり準備して備えておきましょう!
また、避難所では他の動物や人間との接触が増えるため、
猫が安心して過ごせるスペースやグッズが必要になります。
避難所に避難した場合、猫用のフードや水、トイレ用品を持っていないと、
猫が食事を取れなかったり、ストレスを感じてトイレを我慢してしまうことがあるのでしっかり準備しておきましょう。
猫と災害に備えるための基本防災グッズリスト
普段からの備えがいざという時の猫の命を守るカギとなります。
ないものがあればすぐに備えましょう!
猫用フードと水の備蓄方法
災害時に備えて、猫用のフードと水の備蓄は非常に重要です。
災害はいつ発生するかわからないため、
突然の事態に備えるためにも
今備えがないようでしたらできるだけ早く準備を整えておくことが重要です!
最低でも1週間分のフードと水を用意しておくことが推奨されています。
猫は特に食事の変更に敏感で、慣れたフード以外を与えると体調を崩すことがあります。
(というより食べてくれないですよね…)
また、ペットの飲み水はミネラルウォーターは下痢などの原因になってしまうので、
ミネラル含有量の低いペット用の飲み水を確保しておくことが必要です!
えさはドライフードとウェットフードがあると安心でしょう。
ドライフードは長期保存が可能で、スペースも取らないためおすすめです。
いつも食べているドライフードをジップロックに小分けにして保存しておくと手軽に準備できますよ!
ウェットフードは水分補給にもなりますが、
開封後は冷蔵保存が必要なため、小分けになっているものがいいでしょう。
猫さんによって好みがかなりあると思うので、
こちらも普段からあげてよく食べるものをストックしておくのがおすすめです!
水分も同時に摂れるので避難している時も助けてくれるアイテムになるはずです。
フードや水は暗く涼しい場所に保管し、
定期的に賞味期限を確認することが大切です。
半年ごとに新しいものと交換するなど、
計画的に備蓄を管理しましょう。
首輪と名札
万が一猫が迷子になった場合に備え、名前と連絡先を記入しておきましょう。
猫の身元確認グッズを準備することは、
災害時に猫が迷子になった場合でも、迅速に保護されるために非常に重要です。
身元が確認できる情報がなければ、飼い主と再会することが難しくなる可能性があります。
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首輪には迷子札をつけておきましょう!
また、
マイクロチップを挿入しておくことで、万が一首輪が外れても、保護施設での読み取りにより身元を確認できます。
猫の最新の写真や、特徴、性格などを書いた紙も用意しておくことで万が一の捜索時に役立てることができるので備えておくとより安心です!
トイレ用品
猫は非常にきれい好きな動物であり、
トイレ環境が整っていないと強いストレスを感じやすいです。
特に、災害時のような環境が大きく変わる状況では、
トイレの場所や清潔さが保たれないと排泄を我慢してしまうことがあり
健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
災害時に備えて、猫のトイレと衛生用品を適切に準備することは猫の健康と快適さを保つために欠かせません。
簡易トイレ
折りたたみ式や使い捨ての簡易トイレを用意しておくと、どこでも設置が可能で、猫も安心して使用できます。
使い捨ての猫砂
軽量で持ち運びしやすい使い捨ての猫砂を準備しておくことで、清潔な環境を維持できます。
システムトイレを持っていくのは難しいので、軽くて固まる紙タイプの猫砂がいいでしょう。
防臭うんち袋と消臭スプレー
排泄物をすぐに処理できるように、防臭うんち袋や消臭スプレーを持っておくと便利です。
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臭いが気になる場合にも対応できるため、猫と飼い主双方にとって快適な環境を保てます。
ペット以外のことにも使えるので、ペットシートも数枚準備しておくと便利です。
お気に入りの毛布やおもちゃ
猫が安心できるアイテムを持参することで、ストレスを軽減できます。
医薬品
持病がある場合は常備薬を忘れずに、また簡単な応急処置ができるキットも準備しましょう。
これらのグッズを揃えることで、災害時に猫の健康と安全を守ることができます。
また、これらのアイテムは日常生活でも使えるものが多いので、普段から備えておくことがおすすめです。
猫の避難用ケージと移動手段
災害時に猫と一緒に安全に避難するためには、避難用ケージや移動手段の準備が欠かせません。
猫は知らない場所や環境に置かれると、
強い不安を感じやすく逃げ出したり暴れたりすることがあるので、
避難時に猫がパニックにならず落ち着いて移動できるようにするためには
普段から慣れているケージやキャリーバッグを用意しておくことが重要です。
キャリーバッグでも大きさを広げられるタイプのものもあるので、
災害時はこのまま猫の居住スペースとして使えるものを選ぶのもいいかもしれません!
災害時の猫の健康管理のポイント
災害時には、猫の健康状態をこまめにチェックすることが不可欠です。
普段と異なる環境や状況に置かれることで、
猫はストレスを感じやすく、その結果体調を崩すことが考えられます。
猫の健康チェックリスト
食欲の確認
普段通りに食事を取れているか、食欲が落ちていないかを確認します。
食欲がない場合は、ストレスや体調不良の可能性があります。
排泄の状態
トイレの回数や便の状態をチェックし、異常がないか確認します。
下痢や便秘が続く場合は要注意です。
呼吸の様子
呼吸が普段と比べて早すぎたり、苦しそうにしていないかを観察します。
毛艶や目の状態
毛艶が悪くなったり、目が充血していないかを確認します。
外見の変化は体調の変化を反映していることが多いです。
これらのポイントを定期的に確認することで、
災害時でも猫の健康状態を保つことができます。
いざという時に備えて、
簡単な健康チェックリストを作成して猫さんの様子をチェックしましょう!
愛猫のストレス軽減方法
災害時の避難所生活は、猫にとって大きなストレスとなることがあります。
普段とは異なる環境や多くの人や動物が周りにいる状況で、猫が落ち着きを失い、体調を崩すことも考えられます。
ストレスが原因で猫が体調を崩すことが多く、その結果、
- 食欲不振
- 過剰なグルーミング
- 攻撃的な行動
が見られることがあります。
そのため、ストレスを軽減するための方法を事前に準備しておくことが重要です。
お気に入りの毛布やおもちゃを持参することで、
避難所でも猫が安心できる環境を整えることができます。
猫は自分の匂いが付いたものに安心感を覚えるため、
普段使っているものを用意しておくと良いでしょう。
キャリーバッグにカバーをかけることで、
猫が外の環境を直接見ずに済むようにし
余計な刺激を減らすことができます。
これにより、視覚的なストレスを軽減できます。
リラックスできる音楽や飼い主の声を録音して再生することも、
猫が落ち着きを取り戻す助けになります。
静かな環境で猫が安心できる音を流すことで、ストレスを緩和する効果があります。
YouTubeなんかでも猫が安心する音楽を探すことができますよ(^^)
鮮度を保つフードの保管方法
猫の健康を守るためには、
備蓄しているフードの鮮度を保つことが非常に大切です。
保存期間が長くなればなるほど
フードの品質が劣化しやすくなるため、
適切な保管方法を知っておくことが必要です。
特に、湿気や高温に弱いフードは
適切に保管しないとカビや変質の原因になります。
これを防ぐために、保管場所や方法に気を付ける必要があります。
以下のような方法でフードを保管すると良いでしょう。
密閉容器に入れる
開封後のドライフードは
湿気や酸素に触れることで劣化しやすいため、
ジップロックのような密閉容器に入れて保管することが推奨されます。
私は普段猫たちが食べているフードにも入れているんですが、
食品に入れても大丈夫な乾燥剤を一緒に入れておくのもおすすめです。
レンジでチンすると繰り返し使えます!
直射日光を避ける
フードは直射日光を避け、
涼しく乾燥した場所に保管することで鮮度を保ちやすくなります。
定期的な交換と見直し
備蓄したフードは、半年ごとに新しいものに交換し、
古くなったものを先に使い切るようにしましょう。
フードの鮮度を保つために、適切な保管方法を心がけましょう。
多頭飼い家庭のための防災準備
多くの猫を飼っている場合、
避難所や一時的な住居では、
スペースが限られていることが多く
個別に用意することが難しい場合があるため
それぞれの猫に必要なものを用意するだけでなく、
共有できるものをうまく活用することが重要です。
避難所で猫が過ごすポータブルケージは大きめのものを準備して1つで済むようにしたりと、
減らせるものは減らしましょう。
ポータブルケージはトイレもセットになっている猫壱さんのものがおすすめです。
折りたたむと結構コンパクトになりますよ!
複数の猫を安全に避難させる方法
多頭飼い家庭では、災害時に複数の猫を安全に避難させることが大きな課題です。
それぞれの猫が異なる性格や習慣を持っているため、
全員をスムーズに避難させるためには事前の準備が重要です。
うちも猫が2匹いて、
たまたま動物病院に行くタイミングが一緒だったので1つのキャリーケースに入れて移動したことがあるんですが、
仲良いし大丈夫と思っていたらキャリーケースの中で喧嘩してしまったことがありました。
2匹同時に入ることに慣れていればいいですが、
猫同士の争いやパニックを避けるための工夫が必要です。
また、猫が一斉に逃げ出すなどの予期せぬ事態に備えるためにも、
適切な避難計画を立てることが求められます。
個別のキャリーバッグを用意し、
猫ごとに別々に入れることで、互いのストレスを減らし、安全に避難できます。
特に、普段からそれぞれの猫がケージに慣れていると、
避難時にスムーズに対応できます。
避難訓練とまでは言わなくても、
なんでもない日にケージを用意してみんなスムーズに入ってくれるか練習してみたりと、
災害時に備えておくと実際の避難時に慌てず行動できます。
しっかりとした計画と準備で、全ての猫が安心して避難できるように備えておきましょう。
猫のための避難ルートと安全確保
猫と一緒に避難する際には、いくつかの重要な注意点があります。
近くのペット受け入れ可能な避難所を確認しておく
災害が発生した際、避難所によってはペットを受け入れない場所もあり、
その場合、猫を連れて避難できない可能性があります。
そうした事態を避けるためにも、
普段からペット同伴が可能な避難所を把握しておくことが必要です。
現状、多くの避難所はペットとの同行避難はできてもペットと同じスペースにいられる避難所は少ないようです。
自宅近くの避難所はどこなのか、
ペットの同行避難が可能なのか自治体のホームページで確認しておきましょう!
猫の脱走を防ぐためのハーネスと首輪選び
猫の脱走を防ぐためには、信頼性の高いハーネスと首輪を選ぶことが重要です。
災害時には、猫が驚いて逃げ出すリスクが高まるため、しっかりとした装備が欠かせません。
猫は普段から自由に動き回ることに慣れているため、突然の避難時にはパニックを起こしやすくなります。
特に、外出に慣れていない猫ほど、
外の世界に出ることに強い不安を感じ、逃げようとする傾向が見られます。
特に猫は体が柔らかいので、
わんちゃんに比べるとハーネスが抜けてしまうことも多いようです。
しっかりホールドしてくれる猫用のハーネスを準備しておきましょう!
なんでもない時に時々ハーネスやリードをつけて慣れさせておくことが大切です!
ぶっつけ本番がなるべくないように準備しておきましょう。
猫のための緊急連絡先を用意する
災害時には、猫が迷子になったり緊急事態に備えるために緊急連絡先を用意しておくことが不可欠です。
連絡先がないと、もしもの時に素早く対応することが難しくなり、
猫が保護されたとしても飼い主に情報が届かない可能性があります。
- 飼い主の連絡先
- 家族や友人の連絡先
- かかりつけの動物病院の連絡先
を、猫の首輪やキャリーバッグに取り付けておきましょう。
自宅避難の可能性にも備える
多くの災害の場合、火事や津波、倒壊がなければ自宅待機の場合も多いです。
特にマンションのような鉄筋コンクリートの建物の場合は、
倒壊やガス漏れがなければ自宅避難が推奨されています。
最近のマンションであれば、
震度6強程度の揺れであれば倒壊しないように作られているそうです!
自宅避難できればペットと離れることもないし、
プライベートなスペースも確保できるしいいですよね。
自宅避難の場合の備えも考えておきましょう!
備蓄の食べ物や水は1週間分
猫も人も備蓄の食べ物は1週間分程度が推奨されています!
防災セットを準備しておくのもおすすめですし、
袋麺やレトルト食品や缶詰のような保存がきく食べ物を普段から多めにストックしておくのもいいでしょう。
しっかり44アイテムの防災セット↓
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水は1人1日3リットルが目安のようです。
そう考えると結構な水の量の確保が必要ですよね…。
簡易トイレも準備しておく
地震の場合は水洗トイレが使えなくなる場合がほとんどです。
簡易トイレも1週間分備蓄しておくことが推奨されています。
1日5個×家族の人数分が目安のようです(^^)
トイレ行けないと困りますもんね…。
モバイルバッテリーを常備しておく
スマホでもなんでも電池がなくなってしまっては使えないものばかりですよね。
枕元に常にモバイルバッテリーがあると安心です!
ラジオや懐中電灯
情報収集や夜に電気がつかない場合を想定してラジオや懐中電灯の用意も忘れずに!
災害用に一体になっているものや、手動で充電できるものもあるので一台持っておくといいでしょう。
カセットコンロがあるとよい
ガスもとまることが多いと思うので、カセットコンロとカセットボンベの備蓄もあるもいいでしょう。
ある程度備蓄があっても冬の鍋なんかで使えるので、なくて困るよりストックがあった方が安心です(^^)
水のいらないシャンプー
水がいつ復旧するかわからないので、水のいらないシャンプーや水のいらない歯磨き用品、
女性は生理用品などのストックも必要です。
冷凍庫に保冷剤を多めに入れておく
夏場の被災に備えて、冷凍庫に保冷剤を多めに入れておくと暑さ対策になります!
叩いたら冷えるタオルや水で濡らすと冷えるタオルなんかもあるといいでしょう。
充電式の掃除機
割れたガラスを掃除する用に充電式の掃除機があると便利なようです。
倒れそうな家具は固定しておく
自宅避難が問題なくできるように、倒れそうな家具やキッチンの開き扉は固定しておきましょう。
自宅にいる猫を守ることにも繋がります!
防災セットのカタログなんかもあるので、必要なものを見直してみてください(^^)
まとめ: 猫と一緒に安心して避難できるように災害に備えよう
猫と一緒に安心して災害に備えるためには、
日頃からしっかりと準備を整えておくことが重要です。
災害はいつ発生するか分からず、突然の事態に直面する可能性があります。
そんな時、事前にしっかりと備えをしておけば
いざという時に冷静に対応し
愛猫を守ることができます。
防災グッズのチェックリスト
食料や水、医薬品、キャリーバッグ、衛生用品など、必要なものをリストアップし、不足しているものがあれば早めに補充します。
- 1週間分のフードとペット用の水
- 首輪
- 迷子札
- ハーネスとリード
- ポータブルトイレ
- 猫砂
- 防臭うんち袋と消臭スプレー
- お気に入りのおもちゃ
- 医薬品
- 避難用ゲージとキャリーバッグ
最低限のアイテムでもこれだけあります。
かなり重さや量もあるので、
猫さんをキャリーバッグに入れてみて全荷物を1度持ってみたりといったような練習をしてみた方がいいでしょう。
防災グッズは、一度揃えたらそれで終わりではなく
定期的に見直すことが重要です。
これらの準備をしっかりと行うことで、
災害が発生しても猫と飼い主が共に安心して避難できるようになります。
猫の命を守るためにも、
今すぐ防災グッズを揃えて家族全員で災害に備えましょう!
普段からの小さな備えが、大きな安心につながります。